さて、育成プログラムも三週間目に突入し、昨晩、無事に三回目を終えました。
今回のテーマは以下の通りです。
【テーマ】
あなたがリブセンスの社長だとしたら、会社の課題をどう捉え、次の一手をどう打つか?
さて、みなさんであれば、どのように課題を捉え、どのような手を打ちますか?
ちなみに、今回のプログラムの中では、具体的な社名としてリブセンスを使いましたが、もちろんこれはケーススタディなので、スタートトゥデイで考えても、コロプラで考えても良いです。
ただ、今回は、同業他社ではなく、他業種、他業界で考えてみて下さい。
【参考】
今回のテーマは、第一回目・第二回目と明らかに異なるテーマですね。
第一回目・第二回目は、自社の社内における課題に対してどのように課題を設定し、解決策を立案し、具体的な行動計画を作成出来るかという事を重視したテーマでしたが、今回は他社の経営課題です。
引き続き「影響範囲」「一次データ」「マインド」を重視して取り組んでみて下さい!
影響範囲:
今回は、自社の分析のみではなく、「市場環境」や「競合環境」の分析も重要な要素になってきます。
いくつかのアプローチがあるかと思うので、MECEで検討をすすめてください。
ちなみに昨晩のプログラムの際には、「3C分析」「SWOT分析」にて分析をしました。
一次データ:
昨晩のプログラムで使用した説明資料の中で、一次データがふんだんに使われていたため、プログラムのあとの懇親会で、「どうやって一次データを集めたんですか?」という質問を複数名からもらいました。
自分が普段接する事が少ない業界・業種のデータを如何に効率よく集めるか。これに関してもいくつかのアプローチがあるかと思います。
今回は求人広告業界という事で、上場企業が多い業界なので、求人広告業界を中心とした人材業界の上場企業の決算短信を参考にしました。
決算短信の中には、「経営成績に関する分析」という項目があり、この中で分析に使われている指標に関して、「総務省統計局」「全国求人情報協会」等、出典が記載されているので、出典元に一次データを確認しに行ったわけです。
マインド:
現在(2013年)と、3年前とでは、市場環境も競合環境も自社の経営資源も全く異なりますし、足元の雇用情勢も今後の有効求人倍率の見通しも異なります。
是非とも、「今日」この時点で社長だったら何をするか、という視点で考えて下さい!
あと、今回は「3C分析」や「SWOT分析」などが出てきましたが、ビジネスの競争分析手法がまとまっている本もついでに紹介しておきます。

- 作者: Craig S.Fleisher,Babette E.Bensoussan,菅澤喜男,岡村亮,藤澤哲雄
- 出版社/メーカー: コロナ社
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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来週は、いよいよプログラム最終回です。
お楽しみに!