The Songlines - 渋谷で働くCFOブログ

CFOという業務を通じて出会ったものを、風の向くまま、気の向くままに残していきます

育成プログラム、第一回目のテーマは 「午前10時のコーヒー」

今日は、以下のブログエントリーのプログラムの第一回目がありました。

 

■経営幹部候補の育成プログラム、スタート(6月28日)

http://ogino.blog.mixi.co.jp/entry/2013/06/28/000000

 

参加メンバーに与えたテーマは、以下の通りです。

 

【テーマ】午前10時のコーヒー

「午前10時にミクシィ社ではコーヒーメーカーの素材入れ替え作業が行われます。

その作業によって、出社後すぐにコーヒーが飲めないというクレームが社員から上がっています。

素材入れ替えの作業は業者との契約時に取り決められたものです。

このクレームに対し、あなたはどのような判断をし、どのように解決するか具体的な行動まで考えてください。」

 

さて、みなさんであれば、どのように判断し、どのように解決しますか?

是非とも、考えてみてください!

 

 

 

【参考】

問題解決のプロセスで、一般的なフレームワークは以下の通りかと思います。

 

1.課題の設定(何が問題なのか?/何を解決すべきか?)

2.解決策の立案(課題解決の前提条件/制約条件は何か?)

3.具体的な行動計画の作成

 

特に、「1.課題の設定」の段階で、影響範囲をしっかりと意識すること、および、事実関係の確認を「二次データ」ではなく「一次データ」で行うことを意識することで、その後の解決策の立案や行動計画の作成において、必要のない工数・分析を省いてくれます。

逆に、課題の設定に抜け漏れがあると、それだけ不要な工数や分析を増やしてしまいますし、課題の設定自体が誤っている場合は、もちろん解決策も行動計画もすべて水の泡となってしまいます。

 

ちなみに・・・

前回のエントリーにも書きましたが、上記フレームワークに当てはめて問題を解くだけでは、「クイズに答えている」のと同じです。

今回のテーマを、どのような意識(マインド)で取り組むか。

それによって、「1.課題の設定」も大きく変わってくると思います。