昨日は、久しぶりに僕が尊敬する方に会いました。
CFOとしてすでに2社の上場に携わった人で、運ではなく実力で上場まで会社を導ける数少ないCFOの一人です。
そんな方から、思いもかけない一言をもらいました。
それは、
「この数年間で、新しい能力を身に付けたな」
という言葉です。
M&Aを通じて経営チームを創った1年半の取り組みに対していただいた言葉ですが、正直最初は不思議な言葉をもらったな、と思いました。
なぜなら、僕の果たした役割は「最初の窓口になった」というだけで、ずば抜けて能力ある経営者の朝倉や川崎が、参画してくれ、短期間でメキメキと頭角を現し、経営メンバーの一角を担うようになっただけで、そこに僕の能力なんてものは、まったく介在してないからです。
でも、ふと我に返って想う事がありました。
なるほど、たしかに、数年前の(別の会社でCFOをやっていた頃の)自分には絶対に出来なかったアプローチだな、と。
正直、いまだに「自分の能力」と呼べるものなのかと自問自答しても、答えは出ないし、そこに答えはないと思います。
ただ、大きな気づきを与えてもらえた言葉でした。