あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年最初のエントリーを何にしようかなぁと悩んでいましたが、ちょうど弊社サービスのログイン画面で「THE COLOR RUN」がログインジャックしているので、「ランニング」にまつわる話しをすることにしました。
弊社サービスのPCログイン画面をご覧いただいた方はご存じかと思いますが、3月15日(土)に、COLOR RUNというマラソン大会が日本に初上陸します。
COLOR RUNは、走行中にカラーパウダーを浴びながら走り、鮮やかな色に染まってゴールをするというユニークなランニングイベントなので、お誘いあわせの上、是非ともご参加ください。
■COLOR RUNのサイト
■mixiログインジャック(1月13日まで)
さて、本日のエントリーに話しを戻して、「ランニング」についてですが、さてここで問題です。
問題:人は【なぜ走る】のでしょうか?
ある人にとっては健康目的だったり、また別の人にとっては大会に出場して好タイムを出すという競技目的だったり、様々かと思います。
そんな中、面白い仮説を展開している「BORN TO RUN」という本を見つけたのでご紹介します。

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
- 作者: クリストファー・マクドゥーガル,近藤隆文
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2010/02/23
- メディア: ハードカバー
- 購入: 16人 クリック: 207回
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人類の進化における最大の謎である、初期の人類が地面から拳を離して直立し、ほかの生物と袂を分かった理由。
その理由を本著では「人類は走るために進化した」としています。
もちろん、みなさんも直感的に違和感を感じると思いますが、人間は走る事が不得意どころか、大の苦手です。
人間の方がチーターより早いと思っている人なんか誰もいません。
四本足の方が、推力も安定性も空気力学的にも利点があるからです。
でも、四本足の動物の中でも、足が速い動物だけが生き残ったわけではありません。
例えば、「スピード」重視のウサギは時速70キロ程度で走れますが、ウサギに比べて「スピード」よりも(肉食獣として)「パワー」重視のキツネは時速60キロ程度でしか走れません。
それではキツネはどのようにウサギを捕まえるのか?
答えは、「逃げるウサギを追いかけ続ける」です。
ウサギは時速70キロで走れるものの、その速度は500m程度しか維持し続けることは出来ません。
要するに、500m以内でウサギが逃げ込む穴を見つけられればウサギの勝ち、それを超えても逃げ込む穴を見つけられなければキツネの勝ちです。
ところで、この「走り続ける」ことにおいて最も重要な要素は何だと思いますか?
筋肉?骨格?・・・そうではありません。
その答えは、「走り続けられない」状態にするために最も手っ取り早い方法を考えればいいわけですが、答えは「呼吸」です。
血液中に酸素が無ければ、どんな生物でも走り続けることは出来ません。
そして話を戻すと、人類は直立歩行を始めたことで、喉を開け、胸をふくらませることが可能になり、地球上のどんな生物よりもうまく呼吸出来るようになったそうです。
すべての走る哺乳類が、一度のストライドで一呼吸しか出来ないというサイクルに縛られ、数分~数十分走るとオーバーヒートしてしまう中、人類だけがそのサイクルから解放され、何時間も動物を追いかけ続ける事が出来た。
そしてその結果、豊富な動物性タンパク質を安定的に供給でき、脳が発達し、繁栄した。
・・・そんな、壮大な話が「BORN TO RUN」では描かれていました。
真偽のほどは分かりません。ただ、ワクワクしてきませんか?
さあ、みなさん。せっかく世界中の哺乳類の中で唯一「走り続けることが出来る種」として生を受けたのであれば、みなさんも今すぐランニングシューズを履いて走りに行きませんか?
胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込んで。
・・・というわけで、最後に再度宣伝ですが、みなさんお誘いあわせの上、是非ともCOLOR RUNにご参加ください。
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